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リズム感と表現力の密接な関係

からだや声で表現するパフォーマンス。それがタレントのお仕事です。

そして、自然にしなやかに表現演技する上において、必要な要素のひとつがリズム感だと思います。

連なって歩く女の子たち

身体能力を高め、リズム感を養うための、直接的な方法としては、踊り~ダンス~の習得が考えられます。

多くの芸能人養成スクールでは、ダンスをレッスン科目に取り入れています。ジャズダンスやヒップホップ系が主流でしょう。

本格的なダンサーを目指していない場合であっても、レッスンに取り入れているケースが多数です。

子供タレントの養成所では、ダンスの指導に力を入れる傾向があるように見受けられます。

劇団ひまわりは、タップダンスなどの特別レッスンがあり、ダンス公演を開催しています。

セントラルグループは、ダンス部門を設立してダンスユニットのメンバーを募集しています。

テアトルアカデミーでは、ヒップホップからバレエに至るまで幅広いレッスンを提供し、ダンスに関するワークショップを開催しています。アイドルユニットもデビューしています。

ダンスステージ

人気子役を例に出すと、加藤清史郎くん(ひまわり所属)は、次々とミュージカルの大舞台に立っています。また鈴木福くん(テアトル所属)は、俳優と並行して歌手活動を行なっており、リズム感の良い歌とダンスを披露しています。

リズム感があり、ダンスがそれなりに踊れるのならば、踊りやアクションに関連したお仕事に受かりやすいです。ミュージカル舞台や、アーティストのバックダンサーなど、更に幅広いお仕事にトライするチャンスが広がります。

もし子供さんが、ダンスや音楽に興味があるのなら、本格的なレッスンを受けさせてあげるのも良いでしょう。

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ダンスの重要度が増しています

少し視点が変わりますが、若手アイドル業界に目を転じると、突っ立って歌だけに専念しているケースは、今ではほぼ皆無に近いです。

どのアイドルも派手な振り付けがつきもので、現代的なテイストのカッコいいダンスを見せてくれる、アイドルユニットが人気を得ています。ダンススクール出身のタレントさんも少なくありません。

また最近、動画サイトで人気アイドルのMV(ミュージックビデオ)のコメント欄をチェックしてみたところ、歌唱そのものに対する感想よりも、振り付け(ダンス)に対するコメントが圧倒的に数多く寄せられていました。

なわとび遊びの写真

若い世代を中心に、娯楽としてダンスを楽しむ人が増えています。また例えば、小学校の体育では、表現リズム運動の授業にダンスが導入されています。

そして、現在の芸能界は、ダンスを積極的に取り入れる傾向にあり、その傾向は子供タレント業界にも浸透しているように感じます。

テレビのダンス番組には、驚異的なスキルを持ったキッズダンサーが、数多く出演しています。こういう子たちも、もしかしたら、未来のスターになれるかもしれませんよね。

男女の子供のイラスト

できる事から始めてみては?

念のため申し上げておきますと・・・・
子供タレントになる上で、必ずしもダンスが上手である必要はありません。

たとえば養成所のオーディションで、簡単なリズムパフォーマンス(ダンス)が実技審査として行われる場合がありますが、とりわけ高いスキルが要求されるものではありません。

動く少女たち

たとえ踊りが苦手でも、キッズモデルになれます。

ポテンシャル(潜在能力)とスキルがあれば、上手なお芝居や演技は出来るでしょうし、感受性が豊かなリアクションだって出来るでしょう。

でも、表現力を向上させるためには、多少なりともリズム感を養うことがが望ましいのではないでしょうか。

出来る事から始めてみてはいかがでしょう。

赤ちゃんや幼児ならば、音楽に合わせて手拍子して歌う遊びをやってみる。

小学生は、簡単なステップを踏む事からはじめてみる。

アイドル歌手の振り付けをマネてみる。

などなど。

踊り方を解説した動画に合わせて、楽しく練習してみるのも良いでしょう。

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